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院長に聞きました

院長 斉藤祐

院長に聞きました

治療の際に心がけていることを教えてください。

私自身が子どものとき、歯医者さんは痛いところとか怖いところ、などというイメージを持っていました。
治療に行かなければいけなかったのに、行かずにあとで親に叱られたりしたものです。

ですからお子さまには、
「痛くない、怖くない、やさしい歯医者さん」でありたい
と思っています。

嫌な思いをしない、足を運びやすい歯医者さんであるために、T.S.Dテクニックという考え方で治療に当たっています。T.S.DとはTELL(知らせる)、SHOW(見せる)、DO(やってみせる)の頭文字です。

まずは“痛い”というイメージを払拭するよう、治療内容をはじめにすべて、患者さんが理解できる言葉と内容で説明します。
また、お子さんには使用する器具に恐怖心を抱かせないよう、たとえばバキュームや風をあてる器具を見せ、実際に手に風をあてたり水を出したりしてみせます。
すると、子どもはむやみに怖がることなく治療に臨むことができるのです。

わかば歯科の特徴はどんなところにあるのでしょうか?

“ちゃいるどDENTAL CLINIC”という看板を掲げているとおり、子どもの治療をメインとしています。

受付と診察室

3歳ぐらいからのお子さんは、こちらがはじめにわかりやすく説明をすれば、ちゃんと理解してくれる能力を持っています。
不安を感じるお子さんには、まずは来院してもらい、椅子に座るだけで帰る、というトレーニングからスタートすることもあります。

治療を理解し、落ち着いて治療が受けられるお子さんに対しては、お母さまに同席していただきます。
逆にお母さまが同席することで甘えてしまい、治療に支障が出てしまうような場合は、「ちゃんと座っていられたら、お母さんを呼んであげるよ」と促すこともありますね。

また、小さなお子さん連れの母親が治療を受ける場合は、お子さんの目が母親に届くよう、診察チェアの隣に子ども用の椅子も用意しています。
それぞれの診察チェアの天井にはテレビが埋め込んであり、子どもが好きなアニメなどを見ながら治療が受けられるようになっています。

3歳未満のお子さんの場合は、まだ治療の意味を理解するのは難しいですから、レストレーナーという全身をすっぽり覆うネットを使用したりしながら、安全に治療をおこなうようにしています。

最近はどのような訴えの患者さんが多いのでしょうか?

虫歯がなくても予防治療に通われる方がとても多くなりました。

治療中

近年、予防意識はかなり高まっていると思いますね。当院に通院している患者さんの約半数が、予防治療のためにいらしています。
予防治療には、お子さまの場合は4カ月に一度、おとなの場合は半年に一度通われるようおすすめしています。
小児矯正歯科の場合は、前歯の歯並びの悪さを矯正するケースが多いですね。

また、地域柄かご年配の患者さんは少ないので、総入れ歯を入れようという患者さんはほとんどいらっしゃいません。
代わりに、部分的な義歯でバルプラストというものを希望される方が多くなりました。バルプラストは金具が少なく、弾力性があるという特徴があります。

今まで歯の治療に携わってきて、嬉しかったと思うエピソードなどを教えてください。

わかば歯科は1996年の開業です。
私自身は98年から勤務し始め、2006年から院長を引き継ぎましたが、勤務医だったころにはまだ幼稚園児くらいだったお子さんが、もう高校生になっていたりします。

その子と近所でばったり出会い、「だいぶおねえちゃんになったね」と驚いたり、小児歯科で通っていた子が結婚されて自分のお子さんを連れてこられたりすると、長年地域の皆さんとともに歩んできたことを改めて実感します。そのようなときにとても嬉しくなりますね。

院長先生の休日の過ごし方をお聞かせください。

家に帰ると、小学生の男の子と女の子の二児の父なので、
休日は子どもとゆっくり過ごすことが多いですね。
映画や公園、遊園地に連れていったり、日曜の夜は家族で食事に行ったりして楽しく過ごしています。
たまには友人たちと、趣味のゴルフに出かけることもありますが、ほとんどは家族とともに過ごしています。

今後の展望についてはいかがでしょうか。

将来的にやりたいと思っているのは、
虫歯になりやすい体質かどうかを唾液で調べることができる「唾液検査」です。

院長 斉藤祐

人によって虫歯になりやすい人、なりにくい人がいますが、これは食べ物には関係がなく、もともとその人が持って生まれた唾液の成分に起因します。
虫歯になりにくい体質でも、予防のためのブラッシングやケアは欠かせませんが、あらかじめ虫歯になりやすいかどうかがわかっていれば、より虫歯を予防しやすくなるというわけです。

子どもでもおとなでも、健康な歯でおいしく食事ができることがいちばん。
これからも、地域の皆さまの歯の健康を保つことに全力を尽くしていきたいですね。

同じ歯医者から見たわかば歯科

協力頂いた歯科医院の紹介
秋葉原矯正歯科 栗林先生

治療中

経歴
1997年3月  鶴見大学歯学部 卒業
1997年4月  東京医科歯科大学歯学部矯正科第二講座(黒田敬之教授)
        入局
2003年4月  もぎ矯正歯科(千葉県市川市) 勤務
2003年12月  日本矯正歯科学会認定医取得
2011年2月  中川矯正歯科(東京都千代田区) 勤務
2011年4月  秋葉原矯正歯科 開業

現在わかば歯科の矯正の専門医としても勤務中

齋藤先生との関係をまずはお聞かせください

大学で同じ部活に入って6年間ずっと一緒に時間を過ごしいました。
なので、部活から呑みまで終電~朝までずっと一緒にやっていたんです(笑)

部活の頃とか友人間でのいざこざだとかに良く非常に正義感が強くて仲間想いなので、仲裁に入っていたのを覚えています。

現在も、齋藤先生が開業されてから矯正の専門医として呼んで頂いたのでお付き合いが今も続いています。

先生との印象について

非常に説明を丁寧に行っている先生。
特にお子さんの治療がメインなので、しっかりとした説明を母親の方にもしていますね。

また、分業をきちんとやっているので、衛生士がやるところと先生がやるところをきちんと分けている。
衛生士さんの成長の度合いも早い。スタッフさんもすごく優秀ですし、齋藤先生に似てみんな明るいんですよ。

治療内容なども患者様が納得して頂きやすいですし、通いやすい歯医者だと思います。

矯正の専門医として先生から注意してと言われているのは、きちんと説明してお互い納得して治療を進めてくれと言われています。